なぜ、あなたは変われないのか
VRChat のフレンドに勧められて『嫌われる勇気』を聴いた。21歳で背負った200万の借金と重ねて考えたこと。

変わりたい、ってみんな言う。
でも、だいたい変わらない。なんでだろう。
VRChat のフレンドにオススメされて、『嫌われる勇気』を読んだ。正確には、Amazon の Audible で聴いた。
変われないんじゃなくて、変わらないことを選んでる
哲学者と青年の対話で、アドラー心理学を説明していく本。
その中に「トラウマは存在しない」って話が出てくる。
過去のせいで動けないんじゃない。動かないために過去を持ち出してる、って話。
今のままなら、この先どうなるか大体わかる。変わったら、何が起きるかわからない。不満はあっても、今のままのほうが楽だし安心。
人の期待のために、生きなくていい
本では、人の悩みは全部、対人関係の悩みだと言い切ってる。
認められたい、嫌われたくない。そう思ってるうちは、人の期待に合わせて生きることになる。
だから、自由とは他人から嫌われることだ、とまで言う。
人の期待に合わせて生きるのをやめる。それが「嫌われる勇気」らしい。
読みながら、自分のことを思い出してた。
21歳で、200万の借金を背負った
人に騙された。オーナーが夜逃げした、って感じ。
なんで騙されたかは書かない。大切な経験だったけど、辛い過去でもあるから。
同級生たちは大学生で、楽しそうに毎日を送ってた。
一方の僕は、借金。劣等感から会いに行けなくなって、友達を全て失った。
家族にも頼れなかった。
仕事で転勤になって、支払いが重なって、家賃が払えなくなった。そのタイミングで家族に連絡が行って、家族が返してくれた。
劣等感は、使い方しだい
本によると、劣等感そのものは悪いものじゃない。
ただ、それを「だから自分はできない」の言い訳に使い出すと、話が変わってくる。
僕の場合、劣等感がエンジンになっていた。
驚くほど、今の生活に影響を与えている。いい意味で。
独立して稼ごうと考えるようになったのも、お金がなかった経験があったから。普通に生きてたらダメだなと思った。
同じ過去でも、言い訳にもできるし、エンジンにもできる。
人の目は、気にしてなかった
じゃあ、僕には嫌われる勇気があったのか。
周りの目は気にしてなかった。それぐらい、前に進むしかなかった。そもそも周りに人がいなかった。
勇気があったというより、嫌われる相手すらいなかった。笑
ずっと、誰かと比べてる
ただ、聴いていて刺さったところがある。
健全な劣等感は他人じゃなくて、理想の自分と比べるところから生まれるらしい。
僕は、ずっと誰かと比べてた。
大学生の同級生と比べて、会いに行けなくなった。そこから先、比べる相手は変わっても、比べること自体はやめてない。
エンジンになってた劣等感も、燃料はたぶん他人との比較だった。
半分は自分に
誰かと比べるのをやめるかどうかも、今選べる。
それでは改めて
「なぜ、あなたは変われないのか。」



