ひらめきは、スマホに潰されてる
アイデアが浮かぶのは、決まってシャワーを浴びているときだった。昔からある「三上」という言葉は、いまでも大事だと思う。

アイデアが浮かぶのは、決まってシャワーを浴びているときだった。
三上(さんじょう)という言葉を、最近知った。
三上は、アイデアが浮かぶ3つの場所
三上は、中国の古い言葉。文章を考えるのにいちばんいい場所は、馬上・枕上・厠上の3つらしい。
- 馬に乗っているとき
- 布団に入っているとき
- トイレにいるとき
どれも、ほかにやることがなくて、ぼーっとするしかない時間。
1000年くらい前の人も、同じことに気づいてたらしい。
僕の三上は、シャワー
僕にとっての三上は、シャワーだった。アプリの案も、ブログのネタも、だいたい髪を洗っているときに降ってくる。
手は動いているけど、頭は空いている。スマホも持ち込めない。
いま思えば、あれが僕の厠上だった。
三上には、たいていスマホがある
でも、いまの三上には、たいていスマホがある。
電車に乗ったらスマホ。トイレにもスマホ。布団に入ってもスマホ。
暇になった瞬間に、なにかで埋めてしまう。頭が空くすきまが、1日のどこにもない。
アイデアが出ないのは、才能がないからじゃない。頭に空きがないだけかもしれない。
天才は、ずっと考えてるわけじゃない
天才とか、すごい社長とか呼ばれる人は、凡人から見ると、いつも頭がフル回転しているように見える。
でも、たぶん実際はそうじゃない。
机に向かって、頭をフル回転させて、そこでアイデアが降ってきているわけじゃない。
ああいう人たちは、ただ三上の使い方がうまいんだと思う。散歩でも、移動中でも、自分なりの三上をちゃんと持っていて、スマホに渡さない。
差がつくのは、机に向かっている時間より、三上の時間のほう。
暇は、アイデアの時間になる
このあいだ、暇なときに憂鬱になるって日記に書いた。
だから、暇について考えてみた。
暇は、使い方を変えれば、憂鬱の時間からアイデアの時間になる。
技術は、もう差にならない
僕が思うに、これからはアイデアやひらめき、発想力がもっと大事になる。
技術は、思っている以上にコモディティ化している。
最近、VRChat で出会った人がこのブログを見てくれたらしく、僕のアプリを褒めてくれた。
でも謙遜じゃなく、僕には本当に技術力がない。そして、それを自覚したうえで、技術を磨こうとは思わない。
いまは、AI に頼めばアプリの形はだいたい作れる。僕のアプリも、そうやって作ってきた。
作れる人が増えるほど、大事なのは「どう作るか」より「何を作るか」になる。
だから僕が磨きたいのは、手を動かす力より、アイデアが浮かぶ時間のほう。
シャワー以外にも、強制的にスマホを使えない時間があればいいのに笑
とりあえず、トイレで縦スクロールするのやめます!!!



